建設中島 有理2021年入社
建設CONSTRUCTION
銀行で資産運用の業務に10年以上携わっていました。責任もやりがいも大きかったのですが、コロナ禍をきっかけに自分の人生を見直してみて、新しい仕事に挑戦してみたいという思いが強くなり、転職を決意しました。
面接に来たとき、壁にズラッと展示されている別荘の写真を見て、心の奥からワクワクしてくる感覚に驚きました。実は学生時代、建築を学んでいたんです。転職先を建築関係と決めていたわけではなかったのですが、自分が建築を好きだったことをあらためて思い出したという感じ。研究テーマだった「住まい方」の調査で軽井沢の別荘地を訪れたこともあり、地域に親しみを感じたことも決め手になりました。
現在、設計アシスタントとして毎日CADと向き合っています。設計担当が描いたラフ図面や情報からCADで設計図面を起こしていく業務です。配置図、平面図、立面図、設備の配線・配管図、矩計(かなばかり)図など、必要なあらゆる図面を手がけます。現場で出た変更や調整を図面に反映させたり、修正したりすることもあります。
建築を学んだとはいってもブランクが長かったので、入社後は、ほぼゼロからのスタートでした。当初は過去の物件の図面を見ながら見よう見まねで製図し、疑問点が出てくると担当の先輩に確認し、教えてもらって先へ進めるという繰り返し。最近ようやく詳細な納まりなどを、自分で理解して描けるようになったかなぁと感じます。自分が手がけた図面が形になる、その充実感は大きいですね。
今、私は本当に好きなことを仕事にできていると実感しています。残業はほどんどないですし、休日制度もしっかりしていて、建設業界で働く友人たちからうらやましがられる環境です。でもそれ以上に、好きなことに取り組んでいる楽しさを感じています。オンオフの切り替えって、実はあまり必要ないのかもと思うほどです。
別荘建築だからこその楽しみもあります。外壁材、内装材、家具、建具など、さまざまな素材やディテールが一般的な建設ではあまり使われない別荘仕様なんです。敷地や建築面積の大きさも、外構も、すべてが別荘仕様。それを図面に落とし込んでいくだけでも想像力を刺激され、興味がふくらみます。
軽井沢に住むにあたり、個人的にクリエイト軽井沢不動産のお世話になりました。地域に詳しく、希望やライフスタイルを聞いて的確にアドバイスしてくれて、心から安心したのを覚えています。お客様の思いを何より大切に、不動産、建設、管理が一体となってサポートする会社なんだということが実感できました。その一員として働けるのがうれしいです。
社内の連携もいいんですよ。仕事上、専門的なことやわからないことが出てきたとき、部門を越えて気軽に相談や質問ができるんです。まだ未熟で、あちこちへ行っては教えてもらうことの多い日々ですが、これからもっと力をつけ、安心して仕事をまかせてもらえるようになりたいと思っています。